冬に売上が伸びる自販機?!

冬に強い自販機。
目指すは、「ヘビーユーザー」の獲得です。

一般的には、冬は自販機の売上が下がります。
夏の売上の半分まで下がるのが一般的。

ところが、冬に売上の上がる自販機があるのです。
あるメーカーのロケーションでは、1月に最も売上が上がるとか。

キーワードは、「ヘビーユーザー」の獲得。

1日に3本も4本も買ってくれる。
そんな「ヘビーユーザー」を獲得しているのです。

自販機で獲得すべき優良顧客はコーヒー好きな方々。
とにかく嗜好性が高いので、目的買いとなります。

自分の好きなコーヒー飲料が飲みたい。
値段は安くなくてもいいのです。
近くで買えれば、そこで購入します。

夏よりも冬のほうが購入頻度は高くなります。
ホットで飲むので、回数が増えるのでしょうか。
1日、2~3本はザラ、
1日、5~6本飲む方も決して少なくありません。

安いコーヒー飲料を入れて利益率を高くしても、
コーヒーに関しては、売れません。
コーヒー好きにとっては、値段より飲みたいコーヒーであるかどうか。
この点を間違えていることが、売上を下げてしまうのです。

ジョージアやボス、アサヒのワンダーコーヒーを入れてみれば、
コーヒーがどれだけ売れるのか、分かるでしょう。

売れない自販機にしてしまっている。
そんな事例が多過ぎます。

値段を下げなくても売れる自販機。

その原動力は、コーヒーにあります。
どのコーヒー飲料を入れるか。
そこに、答えがあるのです。

冬に売上の伸びる自販機。
それほど、難しいことでは決してありません。。。